僕が3ヶ月で第三種電気主任技術者に合格できた理由【電験3種】
この記事では
電験三種のおすすめのテキストが知りたい!
というお悩みの解決策を提案しています。
10人に1人しか合格できない難関資格といわれる第3種電気主任技術者ですが、僕は2019年にこの資格の受験にチャレンジし、3ヶ月の勉強期間で無事合格しました。
おすすめのテキストやどのように勉強したのか紹介します。
どのように勉強したか
電験三種の試験科目は4教科と範囲が広いので計画的な勉強が必要になります。
僕の勉強方法は受験日まで3つの期間ごとに分け、期間ごとに勉強方法を変えていました。
ちなみに1日の勉強時間は平日で1~3時間、休日は3~5時間ほど。
3つの期間は以下のような感じです。
- 知識をひたすら蓄える期間
- 蓄えた知識を活用する期間
- 足りないところを穴埋めしていく期間
それぞれに期間について見ていきます。
知識をひたすら蓄える期間
勉強を始めたての時期は電験三種に必要な知識なんて全くありませんでした。
なのでまずは必要な知識をひたすら頭の中に詰め込んでいく作業から始めました。
期間としては始めから1ヶ月半ほど。たくさんのテキストを読み込みました。
様々なテキストに目を通しましたが勉強し始めの時期にもっともオススメなテキストは「最短合格!ひとりで学べる電験三種ポイント攻略テキスト&問題集」。
4教科の最重要事項が1冊にまとめられているので持ち運びも楽ですし全くの初心者でも手がつけやすいです。
例題や演習問題もしっかり載っているので知識の定着もしやすいです。
試験科目には理論・電力・機械・法規とありますが勉強に力を入れる優先度は以下のようにするとよいです。
理論 > 機械 > 電力 > 法規
理論で用いる知識は電気の基礎となる知識が多く電力・機械でも必要となる知識です。
そのためまずは理論から。
機械は電力に比べ難しいので優先度は2番目がおすすめ。
電力は知識とパターン化された計算問題を覚えればOKです。
法規は法律を覚えておく必要があり、範囲が広くキツいです。
しかし計算問題さえマスターすれば合格点数のほとんどを取ることができるので後回しでも間に合います。
蓄えた知識を活用する期間
知識をどれだけ蓄えても活用できなければ意味がありません。
ある程度知識が頭に入ったなと感じたら問題を解いていきましょう。
解く問題は過去問題集。
多くの種類、範囲の問題に触れたいので10年分は解いておきたいですね。
おすすめは「みんなが欲しかった!電験三種の10年過去問題集」。
この問題集は過去10年分の問題が掲載されていて、さらに解説がかなり詳しいところまでされています。
3周もすれば1発合格するのに十分な知識と活用の仕方が身についていることでしょう。
足りないところを穴埋めしていく期間
過去問10年分を何周も解いてもう問題を覚えてしまった。。。という領域までたどり着いたらあとは細かな知識の穴埋めをしていく期間です。
最後の1~2周間はインターネットや大学図書館などを活用し様々なテキストを読み込んで知識の穴をなくしましょう。
また、法規の法律の問題に関しては範囲があまりにも広いのでここで重点的に穴埋めしていきましょう。
このときにおすすめのテキストは「みんなが欲しかった! 電験三種 法規の教科書&問題集」。
このテキストは電気に関する法律を網羅しているので読むことで法規科目をマスターできます。
フルカラーで重要事項もわかりやすいのでスラスラ頭に入ってきます。
ここまで計画的に勉強できていれば自信を持って試験に臨むことができるでしょう。
モチベーションを維持する方法
計画的に勉強をすすめる上でモチベーションの維持は重要です。
しかしどうしてもモチベーションが低下してしまうことは誰にでもあります。
そんなときはあえて2日ほど全く勉強しない日を設けてみてください。
そうすることで、勉強していないことの焦りが出てきて勉強したいという気持ちが強くなります。
また、気分転換にもなって一石二鳥ですね。休むことも大切です。
他にもモチベーションの保ち方として他の電験三種受験者とTwitterなどのSNSでつながってみるといい刺激になります。
短期間での合格を目指すには勉強量も大事ですが質も重要です。
モチベーションの低下は質の低下に直結するので自分に合ったモチベーション維持の方法を見つけ出しましょう。
おわりに
合格率10%を切る難関資格である電験三種。
ですがしっかりとした計画を立てて効率的に勉強を進めていけば1発合格も十分可能です。
僕も全く電気のことについてわからない状況から始めて、最初はまったくわからず投げ出しそうになることが数え切れないほどありましたが、気合と根気で我慢強く勉強を勧めていけば理解できるようになり面白くなってきたのでみなさんだったら余裕で合格できるはずです。
自分に合った勉強法、参考書を見つけ1発合格を目指して頑張りましょう!