新型コロナウイルス情報はブログやSNSに載っているものは信じてはいけない【信頼できる情報を得る方法アリ】
新型コロナウイルス、非常に驚異的ですよね。
毎日感染者が増加しており不安は増すばかりではないでしょうか。
しかし新型コロナウイルス対策において
Twitterで知らない人がつぶやいていた対策を実践してみよう！
新型コロナウイルスについて調べたらブログ記事が出てきた！これを100％信用しよう！
といった方。
それは非常に危険です。
その理由はその情報は信頼性がまったくないから。
なんでSNSやブログに乗っている情報は信頼性がないのか解説していきます。
SNSやブログに乗っている新型コロナウイルス情報は信頼性がない
SNSやブログに乗っている新型コロナウイルスに関する対策や情報は信頼性がほとんどありません。
例えばTwitterで新型コロナウイルスについて検索してみると、、、
とりあえずお湯飲んでください。#拡散希望#コロナウイルス pic.twitter.com/CGMUvUORH5
— Hiroki@D垢 (@HirokiZMK) February 25, 2020
博士号を持った学友の知人が中国のシンセンの病院で働いていますが、肺炎の研究で武漢の病院に行かされています。その彼から電話があり、友達に伝えて下さいと言われました。 pic.twitter.com/MgXRfSdLk0
— 隣人 (@sumisumirinjin) February 22, 2020
お湯を飲むことで体内のコロナウイルスが死滅するというツイートが多く見られます。
これは全くのデマであり、お湯を飲んでもコロナウイルスは死滅しません。
医療ガバナンス研究所の上昌広理事長に取材した。上理事長は、お湯を飲むことで新型コロナウイルスが予防できるというのは「常識的に考えてありえない」として、以下のように話した。
「お湯を飲むことで新型コロナウイルスが死滅し、肺炎を予防できるというのは常識的に考えてありません。ウイルスへの感染は口からだけとは限らないし、たとえ人体の外で熱に弱いとしても、体内で同じになるとは限らないからです。また摂氏26度や36度でウイルスが死滅するのなら、人間の体温が36度付近なので体内に入った時点で死滅するはずなので全く根拠のない話です」
ブログにおいても本当正しいのか疑わしい情報が多く見られました。
コロナウイルスに関する情報を載せているSNSやブログを見る場合にはソース(情報元)がしっかり載せてあるか、そしてそのソースが信用できるが自分で確認するようにしましょう。
インターネットには有益な情報もたくさんですがデマも同様に溢れています。
情報の取捨選択が非常に重要ってことですね。
信頼性の高い情報を得る方法
様々な情報で溢れているインターネットで信頼できる情報を得るにはどうしたらいいか。
だれでもできる２つの方法があります。
信頼できる情報を得る方法
- 信頼できるサイトや人物が書いたものを見る
- 自分で論文を探してみる
それぞれ解説しますね。
信頼できるサイトや人物が書いたものを見る
信頼できるサイトや人物が書いたものを見る、これが1番簡単に信頼性の高い情報を得る方法です。
Yahoo!ニュースなどのニュースサイトは信頼できる情報が載っています。
また専門家がSNS等で発信している情報も信頼性が高いです。
なぜなら、このような専門家やニュースサイトは間違った情報を安易に載せてしまうと被害を被ってしまうためしっかりと情報の裏付けを行っているから。
被害とは、企業や専門家におけるイメージの低下のこと。
そのため責任を持って情報を発信しているということです。
論文を探してみる
少々手間はかかりますが、論文を探して読むということも信頼性の高い情報を得ることができます。
論文の検索にオススメなサイトは「Google Scholar」。
英語で検索すると多くの関連した論文がヒットします。
たくさんの論文が出るけどその論文が信用できるかはわからなくない？
と思った方、そのとおり。
論文もピンキリで質の悪い論文も多く紛れています。
「論文が掲載されている雑誌が信頼できるものなのか確認する」ことで質の悪い論文を避けることが可能。
NatureやScienceといった論文雑誌をきいたことありませんか？
有名な雑誌にのっている論文ほど信頼性が高くなります。
また、どの雑誌が信頼性の高い良い雑誌なのかを見る指標として「インパクトファクター」というものがあります。
インパクトファクターは論文雑誌の影響度、引用された頻度などから算出されています。
主な論文雑誌のインパクトファクターは以下サイトから確認できます。
最後に
新型コロナウイルスは驚異的ですが多く溢れている情報に踊らされないようにしっかりと情報を取捨選択して適切な対応をしていきましょう。
